poco a poco

ハウスキーパー入門

1円玉のたびガラス

以前、認知症になった叔母の家を片付けた時、
部屋から大量の1円玉が出てきました。
年をとると、支払いの時に小銭を使い難くなる。


レジで後ろに並んでいる人を気にしてしまったり
簡単な足し算ができなくなるかららしい。


ビニール袋に入れられて使うに使えない、
でもお金だからないがしろにできない。
そうこうしていると、一昨年から銀行で大量の小銭を入金すると
手数料がかかるようになった。


何年もシャバに出た事のない、叔母の1円玉。
旅に出すことにしました。
お店では、まず20枚の1円、20円を支払う。
同一金種は20枚しかだせませんからね。


セルフレジの硬貨投入口に入ってく1円玉ちゃん達
なんだか嬉しそう。
「おばちゃん、お世話になりました〜、サヨウナラ〜」
って言ってるかな。
299円ののり弁、美味しくいただきました。