「それ女の仕事」って何よ
先日、ウォーキングのメンバーで町内会の老人クラブに所属している人と話しながら歩いた。
その方は老人卓球クラブに所属しているんだって。
「ここに来て、なんか腑に落ちないことがあるのさー。
卓球で使っている場所の掃除を女性だけで当番制にしているんだわ。会が発足した時からずっとなんだよ。」
それは当然抗議でしょ。
でも男性部員も女性部員も双方とも疑問に思わないらしい。
会が発足した頃のメンバーの年齢は当時60代だとしたら、現在90歳前後。
戦前生まれで、組織の管理職だのは男が担い、女性は会議のお茶を用意したり後片付けをするというのを疑いもしない。
それが令和の、この時代まで引きずっていることに驚いた。
その後、会議をして、その会場は麻雀クラブの人達も、お掃除をする事になったんだって。麻雀クラブは男性メンバーの方が多く、平均年齢も若干若い。
当番決めの時、当然のように男性も女性も同じくローテーションを組んできたので、卓球クラブの男老害の人達も渋々やる事になったらしい。
今日はハローワークの2回目の認定日。
殊勝で謙虚でいながら労働意欲満々の姿を装う。
わたしの隣でも、初老の男性が、就職相談をしていた。
職員さんは、清掃会社の仕事はどうですか?と勧めていた。
その男性は
「掃除って言ったら女の人の仕事だべさ。いやぁ俺できないわ。」と断っていた。
自信がないのか、見くびられたと思ったのか、知らないが、
掃除🟰女性の仕事という決めつけで生きてきたその人に同情するわ。自分の家を綺麗にするスキルもないんだろうね。
新幹線や空港の清掃スペシャリストさんは、重労働でありながら素早く結果を残す。特番や本もできるほどです。
毎日大変だと思うよ。暑い日寒い日、毎日色々なことがあるができるだけ同じコンディションで働かなきゃならないんだから。
日本のあらゆるところで勤めているプロフェッショナルさんたちに感謝します。
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