poco a poco

ハウスキーパー入門

映画「木挽町のあだ討ち」

パンダ子

ずっと観たかった木挽町のあだ討ち

prime videoで配信されてるので、やっと観ることができました。

父の仇を討つために江戸に出てきた若侍菊之助が、辿り着いたのは木挽町の芝居小屋「森田屋」

芝居帰りの大勢の観客の目の前で、繰り広げられた仇討ちで本懐を遂げて国許に帰る事ができました。


まるで芝居のシーンのように、演出されたかのような仇討ち結末に疑問を持った遠縁の浪人が、菊之助に関わった芝居小屋の人々に事の顛末を聞きながら、話の真実を突き止めるというストーリーです。

4月に原作を読んで、感動感涙済でしたので、軽い気持ちで見始めたのですが、芝居小屋で働く人、特に仇討ちに力を尽くす人達は、芸達者な役者さんばかりです。

原作の良さは損なわず、文章だけでは想像できない映像の美しさでグイグイ引き込まれます。

また芝居小屋で働く人たちは、そこに行き着くまでには、それぞれ悲しい生い立ちや来し方があるのですが、そこは映画では描かれていなくて、でも事前に小説を読んでたので、明るく面白く描かれた人たちのバックグラウンドを思いながら芝居を観ると、それはまた感動するのです。


小説には描かれていなかった、仇討ち成功までのバタバタとした舞台裏も描かれていて、そこは映像ならではだなぁと面白かったです。

菊之助の父上、正義の為に自らの命を懸けて死んでいく侍の中の侍役は、山口馬木也さんでした。

亡くなり方が壮絶で、そこがまた涙を誘うわけです。

観ている方も、何とか仇討ちが成功しますようにと、祈りたくなりました。


なんだかんだと、ハッピーエンドの時代劇なのです。

考察交えのモヤモヤのドラマの合間に、清々しい涙流しました。