poco a poco

ハウスキーパー入門

正直大工さん逝く

35年前に自宅を建ててくれた大工さんが亡くなりました。

享年80歳です。

実直で職人気質の大工さんで、

自分の建てた家の点検を怠らず、突然アポ無しでズカズカ家に入って来て、「チッ湿度高いな」とかボソッと呟いて帰って行くという人でした。

お世辞も言わず、嘘も言わず、ハッタリもなく。

できないものはできないよ。と突っぱねる。


当時オシャレな家に憧れていた若奥様のパンダ子の意見も一切無視して、何十年経ってもズレやブレのない頑丈な家を建ててくれました。

おしゃれリフォームは、後にこっそりやりました。


ずっと地元で生きてきた故人の仕事関係だけでなく、人柄を偲ぶ弔問客はたくさんの人でした。


あんな職人さん

これから会えるかな?

己れの狭い心に嫌気がさす

今日は、小1になった孫娘の初めての運動会でした。

幼稚園の運動会は、グラウンドも狭く、コロナ名残もあり祖父母は観覧を遠慮していましたので、ばぁちゃんにとっても初めての応援運動会です。

孫は、息子の長女です。

きっと大抵の家はそうだと思うのですが、娘の家には堂々と厚かましく、いつでも自分の都合で出入りしたり孫に会いに行ったりします。

でも息子の家庭については、とても遠慮があります。

これは昭和の時代と大きく違うところ。

幼稚園の頃の運動会も、きっとお嫁さんの方の祖父母は招待されているのでは?とかあれこれ想像してはヤキモチ妬いていました。

お嫁さんも、義母は嫌ですよね。

私は、相手に緊張させるタイプなのかも?

実は息子の家に一度も招待されたことはありません。

孫誕生や用事があった時に、訪問したことはありますが、新築した家にお食事でもどうですか?なんてのお招きは皆無なんです。

孫に会うのは、我が家に来るときだけです。

いや別に良いんですよ。

会いに来てくれるだけでも嬉しいですから。


でもさー、時々たまたま息子の家の前を車で通った時に、お嫁さんのお父さんの車が停まっているのを見ると、なんか心がザワザワするのです。

しょっちゅう来てるんだろうなあとか。

また妄想しては悲しくなるのです。

その気持ちを夫に愚痴ると、

「お嫁さんが義母を煙たがるなんて普通でしょ。何を期待してるのさ。自分だってそうだったべさ」

と身も蓋もない。

時々ブロガーさんの記事で、娘さん家族とも息子さん家族とも和気あいあいとお食事したり、訪問しあったりする家庭の様子を見ると、羨ましくなります。


息子も娘も30歳過ぎてまだ独身だった時には、お子さん達が結婚してる人が羨ましかった。

平均より遅れたけど、結婚した後は、孫がいる人が羨ましかった。

どちらにも孫が生まれると、慕われるおばぁちゃんになりたいと切に願う。

こんなにたくさんの恵みを受けてるのに、時々寂しくなったり嫉妬する自分の心の狭さに嫌気がさします。


今日の午前は、孫の運動会でとっても楽しいひと時だったのに、帰ってくるとモヤモヤとザワザワで、疲れてしまいました。

地味おかず週間続く 新聞をやめてみたけど

あちこちから届く山菜

今日は体調回復の夫がおお張り切りで採取してきた、蕨、蕗、独活、コゴミが食卓に並びます。

彩はなく、アースカラー醤油色オンリーになりますね。


毎年、山菜のお菜を食べながら、

「こどもの頃山菜嫌いだったよね」

「いつから食べられるようになったんだろうね」という会話を交わすのもお約束です。

季節のワンパターンおかずに、ワンパターン会話です。


ブログを見たり、高齢者の節約生活やダウンサイジングの実例をを読んで、うちも色々見直しましょうか、取り敢えず固定電話と新聞を辞めてみましょう、ということにしました。


固定電話はまだしも、新聞大好きな私としては、

本当にやめるの?と不安でした。

夫が早速新聞店に手続きしたので、5月10日から我が家に配達されていません。

自分自身は、朝日ドットコムでデジタル新聞読んでますが、地元の北海道新聞はお悔やみ欄が貴重です。

日ハムファイターズの試合結果も、地元贔屓記事じゃないので、もの足りません。

贔屓チームが勝った時のヨイショ記事って、気持ちいいじゃないですか。

そして結構見栄っ張りの私は、身近な人に「うち新聞とってないんだー」ってサラッと言うことができません。

地方では「え?新聞とってないの?」と怪訝な顔をされがちなのです。

父は、介護施設に入っても亡くなるまで個人で新聞とってました。

周りのお年寄りも読みたがって、施設の食堂で回し読みしてました。昭和の人は、情報は新聞からは、当たり前ですから。


やっぱり、もう一度申し込もうっと。

節約のために新聞とらないって、なんか間違ったかもしれません

辞めちゃうの?宮城野親方

角界は、大の里の横綱昇進に浮かれ気味です。

なんたって久しぶりの日本人横綱の誕生ですから、ビッグニュースです。

でも私にとって、それ以上の衝撃は、元横綱白鵬の宮城野さんが辞めるというニュースです。

横綱白鵬関は、本当に強いお相撲さんでした。

目標を、明確に設定して、まず大鵬の優勝回数を抜く事、そして双葉山の連勝を目指す事などで、奮起していました。


日本人のお相撲さんは、ビッグマウスだめとか、批判されるけど、白鵬関は、断トツに自分が強い事をよくわかっていて、押しも押されもせぬ角界の看板を自覚していました。

彼の前に、朝青龍関という、ヤンチャな横綱がいました。

「俺さま強いんだから、何しても許されるよね」という感じの振る舞いが、好感度下げてました。

日本人が好きなのは、いくら強くても「いやまだまだですから」という謙虚な言動。

モンゴル勢は、とかくモンゴル系の顔で、日本人と見た目同じだから、余計にそういう言動から外れたらバッシング浴びてました。

そんな中、白鵬の横綱は、朝青龍に比べたら立派だよと褒め称えられていました。

大鵬を超えた、次は双葉山を越える前人未到の成績を残す、大横綱だと。


実は、私は、白鵬の取口は嫌いでした。

圧倒的に強かったけど、立ち会いに変化があったり、張り手やかち上げなど、正々堂々とした受けて立つという姿勢がない時もあったからです。


引退後は、相撲界に残って、盛り上げて行くという使命感もあり、頼もしいと感じていました。


日本語も堪能。

解説も上手で、よく相撲を分析して、取り組みのどこがダメだったか?

今後どうやったら上手になるか?

というのを、ちゃんと解説者として伝えてくれました。


髷がなくなっても、素敵な顔立ちだし、白鵬親方を経て間垣親方を名乗り、次はやっぱり名門宮城野親方名乗るんだろうなと期待していましたら、弟子の暴力問題が浮上して、宮城野部屋閉鎖という超厳しい処分になりました。

屈辱の部屋付き親方になっても頑張っていました。

現役時代は嫌いだったのに、だんだん応援したくなりました。


昨今は相撲部屋といえども、暴力は許さないというのが徹底されています。でも表向きなのかな。

同じように、元稀勢の里の二所ノ関部屋にも、暴力問題チラホラ聞こえてきました。

でもまったく処分なしです。

稀勢の里こそ、ちゃんと弟子教育できてるの?と疑いたくなりましたが、大の里を育てた立派な親方として、讃えられています。本当かよ?


相撲協会は強すぎた横綱に、仕返ししてるのかと勘ぐりたくなります。

あんな立派な成績を残した大横綱を、普通のおじさんにしちゃったらダメでしょ。

超ヤンチャ横綱だった北の富士さんが、時を経て人気者に戻ったように、いつの日か何らかの形で、私たちの前に戻ってきて欲しいです。


私ら世代は介護難民確実 べらぼうの悪役軍団

今日は、母の治療状況を主治医さんから伺う。

介護施設にケアマネジャーさんも同席してくれました。


ケース会議が始まるまでの時間で、昨今の介護業界状況について、色々な話を聞く事になりました。


私が気になっていたのは、

訪問介護についてです。

誰もが、なるべく自宅で過ごしたいので訪問介護サービスを受けながら、できないことを手伝って貰えるかと思いきや、

訪問介護の報酬は上がったが、介護施設やサ高住に入居する人を訪問して介護することへの報酬のみで、在宅への訪問は逆に報酬が減になったこと。

都会なら、近距離で利用者さん宅への訪問も可能だが、北海道は点在しているので、訪問介護事業所は、なかなか大変です。

それで事業所が閉鎖してしまうケースも多くなったのです。

お年寄りは、何らかの施設に入居しなければ、介護を受けられない状況になってしまいそうです。

2025年は、団塊世代が後期高齢者に突入です。

その下世代は、しっかり40歳から介護保険料を納付してきましたが、財政貧困な自治体に暮らす私たちは、利用者負担額も2割じゃ済みませんよね きっと。


「今後、どうしたらいいんでしょうかね?」


とザックリした質問をケアマネさんに、ぶつけてみました。

「身体機能が低下するフレイル期間を、出来るだけ短くする。」ですかねって。


母の相談をさて置いて、66歳と64歳の姉妹の深刻な相談になってしまい、ケアマネジャーさんは、困惑でした。

朝から冷奴なんて、夫が作るとこんな風



大河ドラマ「べらぼう」

あれ?死んだハズの大文字屋さんが生きてた。

と思ったら、代替わりした息子さんが、父そっくりだった。

同じ役者さんだから、当たり前だけど、若作りメイクなんで、やっぱり息子に見えるわ。

それにしても、今回の大河は

普段良い人役が多い役者さんが、結構憎たらしいキャラクターで登場している。


大文字屋主人の伊藤淳史、情け無い。

鶴屋の主人役の風間俊介、ムカつくよ。

一橋何某役の生田斗真、腹黒そう。

今週初登場の松前藩主のえなりかずき、恐怖🫨


私は、単純なので

普段、優しい役を演じていると、知らず知らずのうちに、この俳優さんはきっと良い人に違いないと思い込んでしまいます。

そういう人が、悪役すると、そのギャップで、裏切られたーという気持ちになります。

子役からの、伊藤さんやえなりさん

ジャニーズの風間さん生田さん。

キャリアを積んで、良い役者さんになったということですね。