ブラックな職場は学校
昨日、月一定例の食事会でした。
もう10年以上継続している元職場の同僚4人の集まりです。
ママ友ではないのですが、同世代なので同じような年齢の子どもがいて昭和から平成時代に子育てしていました。
「あの頃、みんなワンオペだったよねー」
「夫なんて全然やってくれなかったー」
何十年経っても恨みの言葉が飛び交います。
私を含め、3人の夫は元教員です。
クラス担任、教科、その他の時間の大部分が部活顧問の時間が取られます。
平日も遅い、土日も部活指導でほとんどいませんでした。
家族の中でお父さんがいるのは、年末年始とお盆の3日ぐらいです。飛行機のチケットが最高値の時期なので滅多に旅行も行けません。
平日公園で遊んでいる仲間は、日曜日にはお父さんがいるので休日の公園に来る母子はあまりいません。
周囲の教員家庭も多少の差がありますが、似たり寄ったりなので、そんなに気にもしてなかったし、お父さんが元気で稼いでくるので良いかなぁという程度です。
大人になって、子育て真っ只中の息子は、子どもとの時間を大切にしています。
自分たちの子供時代にお父さんと日曜日一緒に過ごした思い出があまりないので、ああいう子育てはしたくないと思っているかもしれません。
最近は教員の働き方改革風潮が、やっと現場にもやってきました。
地域の指導者さんが学外で生徒達に指導する活動です。
保護者の送り迎えや、会場費、指導者への報酬も発生します。
少子化もあり学校の部活が少しずつ変化していくようです。
賛否両論あるようです。
反対する人の意見の中に、
「指導者への報酬が高い。
学校で先生がやってくれたらタダなのに、先生達に情熱ないのかしら?」というのもあります。
えっ?先生がやったらタダ?
タダ働きだったのか〜
土日の対外試合に応援に行くお父さんお母さんと同じレベルで考えないでくださいよ。
先生達にも家族いるんですよ。
顧問の先生の休日出勤の代替休日なんてないんですよ。
人によっては、3週間休みなく働きっぱなしの人もいるんです。
生徒への愛や情熱がない先生なんていませんよ。
でもせめて子育て中の教員に家族への役割果たす時間を与えてください。
子どもが少し大きくなる数年でいいんです。
私ら世代が味わった、寂しい子育てを次世代の同業者家族に味合わせたくないんです。
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