poco a poco

ハウスキーパー入門

書いてる? エンディングノート

10年ぐらい前、エンディングノートなるものが
認知された頃、姉が両親に「これ書いて」ってノートを2冊渡しました。
母は「何これ 縁起でもない」って怒って放り投げた。
「私は誰にも迷惑かけていないから余計なことしないで」とキレた。
こんな事で怒るなんて、既に認知傾向だった母は、その後介護施設に入居する事になりました。
家を始末するために私たちが片付けている時、白紙のままのノートを見つけましたが、やるせなくなりゴミ袋に入れました。


終活をするには、母の年齢では遅すぎたのでしょう。


さて先日60代の知人5人で話している時、わたし以外の全員がもうエンディングノートを用意して記入しているとのことでした。
終活と考えなくても、自然災害や行き倒れで、いつ何時不慮の事故に遭うかわからないので、自分の意志で出来なくなる時に、覚え書きがあれば、周囲の人にお世話になる時、ややこしいことにならないものね。



同居家族や娘息子がいると、自分の最期は誰かが何とかしてくれるという思い込みはあります。


老いたら人に迷惑をかけないで生きることはできませんが、


歳とったらやる
そのうちやる


と先送りにしてる事ばかりです。
とりあえず
デジタル情報のIDやパスワード類を紙媒体にプリントする事から始めます。



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