まぎらわしい人
以前、旅先で腹痛が起きた。
慣れない土地で、美食と過食と緊張もあって
下痢になりました。
もう正露丸飲むしかない。
急いでホテルの近くの薬局に飛び込みました。
薬局のカウンターにもたれかかっている白衣の男性に、
「すみません、正露丸ありますか?」と息も絶え絶えに聞きました。
「あぁ、あるんじゃないかな〜」と呑気な返答です。
しかし、その後何のアクションもありません。
薬棚から正露丸出してくるとか、お客さんであるパンダ子に症状聞くとかもなく、相変わらずカウンターにもたれかかっているだけです。
いい加減腹が立って、「正露丸欲しいんです!」
と結構大きな声で不機嫌に言いました。
するとその人は、「店の人に言ったらいいんじゃないかな」って呑気に言います。
えっと、あなたは店の人じゃないの?
よく見ると、彼は白衣を着て薬局に来たお客さんでした。
お茶の水は大学病院界隈でもあり、職員さんたちが仕事着のまま付近にお使いに来ていました。
本当にまぎらわしい人です。
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