小さな約束を守る
私は、昔から結構お調子者で、誰にでもいい顔しがちです。
「音楽会があるので来てね」いいよー
「来週、ランチしない?」いいねー
「バザーに出品してくれない」いいかも
時々、家族の予定があって、ダブルブッキングになる事も。
例えば、姉と一緒に母の介護施設に面会に行く予定になってたとしたら、他人からの誘いが後からだとしても、そちらを優先して、母訪問を簡単に反故にしてしまう。
瞬時に約束相手を天秤にかけ、この人だったら約束破っても許してくれるだろうと値踏みしているのです。
被害に遭うのは大抵家族の方。
本当にパンダ子は失礼な奴でした。
他人との約束が重なる時は、相手の人柄で判断してしまう。
優しそうな人は「許してくれるかも」と甘えています。
過去の自分の無礼な振る舞いはブーメランになって返ってきています。
息子が簡単に予定を変更します。
こちらは、訪問予定に合わせて買い物したり時間調整しているのに、「わりぃ、今日やっぱ行けないわ」という軽い断りだけでないがしろにされる。
自分がやってきた行為と同じだが、腹が立つ。
母も姉も、そうだったのですね。
愛読書の「暮しの手帖」のエプロンメモに
どんな小さな約束事も果たしましょう。という言葉がありました
退職した今は、毎日の予定は小さな約束事だらけ。
反故にしようと思えば、簡単にできます。
でも、小さな約束を守ると気分が良いんです。
ただそれだけです。
その代わり、小さな約束をドタキャンするときの後味の悪さは嫌なものです。
毎日は、小さな良い気分の積み重ねですわ。
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