朝ドラ話 のどかちゃんの爆発 共感します
「何が食べたい?」
普通の家庭なら日常的に親が子どもに話しかける、どうってことのない会話。
星家の父と子は、普通の会話がなかった。
裁判官の父の娘、父は戦争を引き起こした間接責任を心に抱えて自分自身が幸せになる事を、許せなかった人。
普通に親に甘えたい幼少期を我慢したまま、母を亡くし、成長してクールな娘になったが、甘えたい、わがまま言いたい、抱きしめてもらいたいという、幼い頃に表出していい感情を押し込めていた、のどかちゃんかわいそうでした。
再婚後の父が、普通のお父さんとしての振る舞いを見るにつけ、
私たちはやってもらってないけどー
という気持ちが、封印しても溢れてしまいました。
父の航一さんの「何が食べたい?」という先の言葉に、今それ?と一瞬思ったが、のどかちゃんは、小学生の時、食糧難で空腹の時に、一番言って欲しかった言葉なのでしょう。
お父さん、それそれ、そういう何気ない労りや優しさをわかりやすく言って欲しかったのよーという号泣でした。
子どもは甘えたい時期があります。
うんと受け入れられて、充分甘えたら必ず次に進めます。
甘えたい子どもを、「甘えさせると癖になる」「将来困る」とか突き放そうとシャットアウトすると、満たされない気持ちはくすぶり続けて、人への優しさを発揮できなかったり、自立がかえって遅くなります。
もちろん星家では、ゆりさんというお祖母さんが役割を担っていましたが、賢さを求められた星家の子どもは、子どもらしさを発揮できなかったんですね。
涼子さまと玉ちゃん以来の、号泣でした。週末は泣けます。
それにしても、ゆみちゃん結構いい手までできていて(麻雀の話ね)途中リタイアして、もったいない。
イーシャンテンまで行ってるっぽいのが、気にかかる。
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